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新着情報 【よくあるお問い合わせ-吸着式冷凍機】
- 「吸収冷凍機」とは何が違うのですか?
- 国内の導入実績は?どのような事に利用されているのですか?
- どのような排熱が使えるのですか?熱源は温水に変える必要があるのですか?
- 冷凍機の大きさはどれくらいなのですか?設置スペースはどれくらい必要なのですか?
- 屋内仕様だけなのですか?防爆仕様は可能なのですか?
- 「スタンダードタイプ」と「エコノミータイプ」の違いは何ですか?
- 休止期間中の対応方法はどうすれば良いのですか?
- 日常点検が不要なのはなぜですか?
- 真空はどのように保持しているのですか?真空漏れが生じた場合、復旧は可能なのですか?
- 保証期間はどのくらいなのですか?
- シリカゲルは交換が必要ですか?冷媒の水の補給にはどのような水が使えるのですか?
- スラッジやスケール対策はどうなっているのですか?
- 騒音はどれくらいなのですか?
- 寒冷地での設置は可能なのですか?
- 吸着式冷凍機を廃棄処分するときに何か規制はあるのですか?
- フロンは使用していないのですか?どのようにして冷水を作り出しているのですか?
- 有資格者は必要ですか?圧力容器ではないのですか?
- 熱管理指定にならないのですか?
- 電動式チラーに比べてCOPに差があるのはなぜですか?
「吸収冷凍機」とは何が違うのですか?
【よくあるお問い合わせ-吸着式冷凍機】
吸着式冷凍機は吸着材にシリカゲル、冷媒に水を使用しており、吸収冷凍機では吸収液に臭化リチウム、冷媒に水を使用しております。吸収冷凍機では、臭化リチウムの特性上、安定能力を出力するためには85℃以上の温水が必要ですが、吸着式冷凍機では65℃前後から100℃以下の温水であれば安定した能力を出力するため、吸収冷凍機より幅広い温度の排熱利用が可能であります。これは、シリカゲルの特性であります。国内の導入実績は?どのような事に利用されているのですか?
【よくあるお問い合わせ-吸着式冷凍機】
国内では300台以上の導入実績があり、業種としてはプラスチック成型会社、印刷会社、IT部品製造会社、食品会社、飲料会社、化学薬品会社、製薬会社などで利用されています。用途としては、工場内の空調や生産工程の冷水供給などに利用されております。クリーンルームなどの温度管理を必要とする場所や、スーパーコンピューターの冷却に24時間365日稼動している冷凍機の使用実績もあります。どのような排熱が使えるのですか?熱源は温水に変える必要があるのですか?
【よくあるお問い合わせ-吸着式冷凍機】
排熱の種類としましては、工場の排蒸気、排温水、排ガス、自家発電機の蒸気やジャケット温水等があります。このような排熱を熱交換器により、65℃前後から100℃以下の温水を作る事で、5℃までの冷水を供給する事が出来ます。使用される熱源は温水に変える必要があります。これは吸着式冷凍機の吸着材の加熱、冷却する熱交換器は液体による熱交換に適した構造になっているため、加熱源には温水、冷却源には冷却水を使用します。よって、排ガス、排蒸気などを直接投入することはできません。冷凍機の大きさはどれくらいなのですか?設置スペースはどれくらい必要なのですか?
【よくあるお問い合わせ-吸着式冷凍機】
吸着式冷凍機は、吸着材として固体であるシリカゲルを使用しているため、同じ能力の吸収冷凍機より大きくなります。よって、設置に必要なスペースは冷凍能力が150USRT相当で約1.7倍のスペースが必要です。※ 1USRT = 3,024 kcal / h = 3.52 kW
屋内仕様だけなのですか?防爆仕様は可能なのですか?
【よくあるお問い合わせ-吸着式冷凍機】
標準では非防爆の屋内仕様ですが、お客様のご要望によって屋外仕様、防爆仕様への対応が可能です。吸着式冷凍機は大電力の電動機等を使用していないため、防爆仕様に容易に対応することが可能です。「スタンダードタイプ」と「エコノミータイプ」の違いは何ですか?
【よくあるお問い合わせ-吸着式冷凍機】
吸着式冷凍機の運転方法は、固体のシリカゲルを使用しているため、バッチ方式を採用しております。シリカゲルの再生または吸着に要する時間をサイクル時間と言います。スタンダードタイプのサイクル時間は約8分で、エコノミータイプのサイクル時間は約6.5分であります。スタンダードタイプはCOP(成績係数)が高くなりますので排熱を効率よく使用する場合に採用します。一方、エコノミータイプはスタンダードタイプよりCOPは低下しますが、冷凍能力が増大します。目的とする冷凍能力に対して排熱量が多い場合はエコノミータイプを採用することで、スタンダードタイプを選択したときよりも1ランク小さい機種を採用でき、イニシャルコストを抑えることが可能です。休止期間中の対応方法はどうすれば良いのですか?
【よくあるお問い合わせ-吸着式冷凍機】
吸着式冷凍機には、長期休止モードと短期休止モードが標準装備されており、制御盤のタッチパネルで容易に設定可能です。長期休止モードは1年の内1ヶ月以上連続休止する場合に用います。冷凍機内の伝熱管内の水は全て排出し、休止中の各機器部品を保護し、運転再開時に速やかに運転できるようにするモードです。また、短期休止モードは1ヶ月以内の休止期間で、凍結の恐れがある中で水抜きをしないままで休止する場合に用いるモードです。何れの休止モードも冷凍機の真空部の処置として窒素置換する必要もなく、真空系内は休止期間中も真空状態を保持しております。日常点検が不要なのはなぜですか?
【よくあるお問い合わせ-吸着式冷凍機】
吸着式冷凍機の真空系内はシンプルな構造であり、駆動部品は真空系外に装備され、その部品は日常点検を必要としない長寿命仕様品を採用しています。よって、冷凍機としても日常点検は不要であります。真空はどのように保持しているのですか?真空漏れが生じた場合、復旧は可能なのですか?
【よくあるお問い合わせ-吸着式冷凍機】
吸着式冷凍機には小型の真空ポンプが装備されており、40時間に1時間の自動運転を行うことで真空状態が維持されています。尚、真空ポンプを長くお使いいただくためには、月に1度の真空ポンプの油量チェックと3ヶ月に1度のオイル補充が必要です。また、万一、真空容器や伝熱管からの漏れが生じた場合でも、現地での復旧は可能です保証期間はどのくらいなのですか?
【よくあるお問い合わせ-吸着式冷凍機】
吸着式冷凍機の搬入お引渡し後、保証期間は1年間となっております。保証期間以後は、別途メンテナンス契約を締結させていただくことにより対応しております。交換を必要とする全部品は冷凍機の外部にあるため、交換は短時間で行うことができます。尚、保証外項目及び運転誤操作などの原因による不具合が発生した場合の処置については有償となる場合があります。
シリカゲルは交換が必要ですか?冷媒の水の補給にはどのような水が使えるのですか?
【よくあるお問い合わせ-吸着式冷凍機】
吸着式冷凍機は高気密の真空状態であるために外部からの汚染物質の混入はありません。そのため、シリカゲルや冷媒は劣化しないため交換は不要であり、冷媒の補充も約9年に1回程度です。冷媒量が減少した場合は冷凍機から冷媒の減少を知らせる信号が出ますので、容易に補充時期を知ることができます。また、補充する冷媒は、飲める水であれば問題はありません。スラッジやスケール対策はどうなっているのですか?
【よくあるお問い合わせ-吸着式冷凍機】
吸着式冷凍機の内部は真空状態であるために錆びにくく、スラッジやスケールも発生しにくくなっております。スラッジやスケールが発生するのは各伝熱管内部でありますが、定期的な薬品洗浄とブラッシングによる洗浄を行います。これは一般的な熱交換器の洗浄と同様です。騒音はどれくらいなのですか?
【よくあるお問い合わせ-吸着式冷凍機】
吸着式冷凍機には高速回転する部品を使用しておりませんので、運転時の騒音、振動はほとんどありません。寒冷地での設置は可能なのですか?
【よくあるお問い合わせ-吸着式冷凍機】
標準仕様以外に、寒冷地使用も御用意しております。外気温が-20℃の地域での納入実績もございます。吸着式冷凍機を廃棄処分するときに何か規制はあるのですか?
【よくあるお問い合わせ-吸着式冷凍機】
吸着式冷凍機は、シリカゲル、銅、鉄、アルミ、水などの無機物によって構成されておりますので、一般産業廃棄物として処分できます。フロンは使用していないのですか?どのようにして冷水を作り出しているのですか?
【よくあるお問い合わせ-吸着式冷凍機】
吸着式冷凍機は、冷媒である水が蒸発する時の気化熱を利用しているため、オゾン層を破壊するようなフロンなどは一切使用しておりません。吸着式冷凍機の内部を真空状態にすることで冷媒である水を0℃近くで蒸発させて気化熱を奪うことで、蒸発器内の伝熱管中を流れる冷水の温度を下げて、冷水を作り出しています。有資格者は必要ですか?圧力容器ではないのですか?
【よくあるお問い合わせ-吸着式冷凍機】
吸着式冷凍機の内部は真空状態であるために圧力容器の指定を受けません。また高圧ガスや高電圧を使用しておりませんので、運転に有資格者は必要ありません。熱管理指定にならないのですか?
【よくあるお問い合わせ-吸着式冷凍機】
吸着式冷凍機は排熱を利用した冷凍機であり、捨てていた熱を利用するため、総熱量が増える訳ではありませんので、熱管理指定は受けません。電動式チラーに比べてCOPに差があるのはなぜですか?
【よくあるお問い合わせ-吸着式冷凍機】
電動式チラーでは二次エネルギーである電気を使用して動いておりますが、吸着式冷凍機は一次エネルギーを利用しております。一次エネルギーは自然界から直接得られる熱や化石燃料などから得られるエネルギーであり、二次エネルギーは一次エネルギーを電気などに変換したエネルギーです。そのため、一次エネルギーから二次エネルギーに変えたときのエネルギーは、実際に使用されるまでのエネルギーロスも考慮する必要があります。電動式チラーのCOPは二次エネルギーから求められており、吸着式冷凍機のCOPは一次エネルギーから求められているため、COPの算出条件が異なりますので直接比較は出来ません。電動式チラーと吸着式冷凍機を比較する際にはCOPの算出条件を同一にするため、一次エネルギーのCOPに換算する必要があります。算出方法は以下の通りです。COP(一次エネルギー) = COP(二次エネルギー) × 3,600kJ/kWh ÷ 9,830kJ/kWh